1984-08-03 第101回国会 参議院 逓信委員会公聴会 第1号
公社になりましてから三十年にして非常に成績を上げまして、経営的には、多年の積滞数を全部解消して、すぐつく電話、それからダイヤル一つで全国どこへでもつながる電話を完成し、技術はまた世界のトップクラスに達しました。 技術の方は、例えば昭和三十四年ですけれども、アメリカの研究要員は一万六千四百十人あったんですが、電電公社とそれからKDD合わせまして研究関係は千三百五十一人でありました。
公社になりましてから三十年にして非常に成績を上げまして、経営的には、多年の積滞数を全部解消して、すぐつく電話、それからダイヤル一つで全国どこへでもつながる電話を完成し、技術はまた世界のトップクラスに達しました。 技術の方は、例えば昭和三十四年ですけれども、アメリカの研究要員は一万六千四百十人あったんですが、電電公社とそれからKDD合わせまして研究関係は千三百五十一人でありました。
ダイヤル一つ回せば世界各国主要な都市には即刻通話ができるという状況は、二十七年前と比較をすればまさに隔世の感があると思うのですね。それほど非常に、地球そのものに張りめぐらされた通信網というものは、とにかく国内外を問わず一瞬のうちに連絡がつく、また話もできる、情報交換もできる。
したがって、日本の場合も最近ではどこからでもダイヤル一つ回せば国内のみならず外国の主要なところには通話ができる、しかも東京都内から電話をしておるのとほとんど変わらない程度に、音量といい音質といいきわめて明瞭な通話ができる、今日の通信の拡大化、それからさらに広域化、そういったことを考えますと、おのずから通信機の調達問題については、競争入札とかなんとかと言われておりますが、実際問題としてこの競争入札等で
現に、新幹線が走り、飛行機が飛び、あるいはダイヤル一つで日本じゅうどこからでも東京に連絡がつくこの事態の中で、依然として何十年前に設けられたそういう出先機関というものが温存されなければならないかということに非常に大きな疑問を感じているわけなんです。
しかし公社が発足いたしまして、その目的といたしております、なるべく安いコストで広く国民に――当時申し込んでもなかなか電話がつかないという状態を解消し、それから全国が全部ダイヤル一つですぐ出るようにしたい、これを達成いたしますために、国の内外を問わず、とにかく優秀な機械を入れていくという方針で、外国から輸入をいたしたものがございます。
本来企業体がこういうふうに国内は公社、国際は株式会社、こういう二本立てにしているところに矛盾があるんですけれども、一個の黒い加入電話で国際通信ももちろんできる、そのうちに例の電子交換あたりでもやるようになると、世界各国どこへでもダイヤル一つでもって通話ができるというような時代になってくると、企業体が二つに分かれている非常に大きな矛盾が出るんです。
夜は割引してくれるということになればダイヤル一つで通話をする。したがって夜の利用が多くなり、それで利用が多くなれば機械設備その他に対してロードが従来よりもよけいかかってきておる。人の問題が出てきていると思うのです。そうすると、その他トラフィックの問題からいっても従来のような考え方ではいけない。従来だったら夜八時、九時は電話はかからなかった。
東京でも全国至るところにダイヤル一つでみな電話がかかっていくというような、非常に何といいますか、格差の間隔がすごくなってきておりますね。やっぱりどうしても自動化を急がなければならぬでしょうから、それは急ぐしかないんだろうと思いますが、やはり何か便宜的にそれを救うような道が開けませんと、全く暗やみになってしまいますよ。そういう現象を私よく見るものですからお尋ねしたのです。
もし、監理官の言われるように、まん中にだれか緊密な関係というものを入れておきまして、しかもそれを設置するときの理由だけであって、平生の運用の面は全然検番なんか抜きにして通信するわけですから、ABCDと相互に通信するダイヤル一つ回して。それが一体何で緊密なる業務関係にある通信だと言えるかと言うのです。
これも各交換のダイヤル一つ回すごとにスイッチがありまして、一つのスイッチから次のスイッチにわたる間は一〇〇%の確率があるわけではございませんので、その間ある一つの確率と呼量を頭に置きまして、確率的に、先ほど副総裁は百分の一というような数字で御説明申し上げましたが、そういう数字を基準にいたしまして、相当の確率で通話が通るように、もっとはっきり申し上げますならば、百回かけても百回通るということは経済上許
今度の改正案を見ますと、料金が——車の両輪のようなものでありましょうけれども、それよりも一番先に私強く感じましたのは、技術革新と申しますか、いわゆる今までの電話のやり方が非常に革新的なものになり、あるいは理想的に言うならば、十年後はおそらくダイヤル一つで北海道でも九州でもすぐ呼び出せるというふうな時代になりそうな気がしたわけでありますが、これは大へんいいことだ。
さらに国民大衆の面から考えましても、今度のNHKによると、受信料が二百円、片一方の日本テレビは、広告収入によるがゆえにゼロであるとは申しますが、日本テレビの施設をいたした人も、結局ダイヤル一つまわせばNHKのテレビを受信することを得るわけでありますから、おそらくこの機械設備をした者は、日本テレビは無料と考えながらも、案は二百円の受信料を払わざるを得ないだろうと思うのです。
大体どちらでも、つまり、ダイヤル一つをまわすことによりまして、しかもただいま一般に普及いたしておりますような受信機、あまりよくない受信機、それをもちましても大体聞き得るという状態を考慮に入れまして、許可を与えている次第でございます。